アグアスカリエンテス | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

今回はアグアスカリエンテス州をたずねてみたいと思います。

　アグアスカリエンテス州：Estado de Aguascalientesは、東、西、北の３方でサカテカス州に、南でハリスコ州に接するメキシコの中心に位置する州で、人口は約120万人国内第２７位、面積は約５０００ｋ㎡で国内第２８位の州です。州都はアグアスカリエンテス。日本との時差は－１５時間です。

　アグアスカリエンテス州の産業は州成立以前より農業と銀を中心とした鉱業から始まりました。現在ではハイテク製造工場などの製造業が盛んで、メキシコ国内でも重要な産業中心地となっています。

　 　アグアスカリエンテス州の製造業の発展は州政府の治安を重視した政策が大きく関係し、
２０世紀後半ごろから治安の良さから海外の自動車メーカーの進出を招き自動車の部品工場などの製造業が興りました。現在も日本人学校が運営されています。

　州の名前アグアスカリエンテスはこの地域に湧く温泉にちなみ、スペイン語で「湯」を意味する「Ａｇｕａ(水）Ｃａｌｉｅｎｔｅ（熱い）」からアグアスカリエンテスと名づけられました。

　アグアスカリエンテス州の主な観光名所としては「カルビージョ」「オホカリエンテ」「サンアントニオ教会」「トレス・センチュリアス公園 」「テぺサラ」が人気のスポットです。

『おすすめはテぺサラ！』

　テペサラはかつてこの地域で暮らしていた石造りの家屋が保存されている地域です。 過去に鉱山から得られた、銀、銅、宝石の採掘でこの地域がどれほど栄えたのかをうかがい知る事ができます。
　美しい石造りの町並みだけでなく、「宗教美術館」「プラザデトロスマリア・イサベル闘牛場」台所の壁画に地域の子どもたちの物語が描かれた「テぺサラの家」などめあてに多くの観光客が訪れています。

アグアスカリエンテス州を訪れた際にはぜひテぺサラでかつての人々の暮らしに思いをはせてください。

アグアスカリエンテス州のご当地グルメとして、地元の名産品を味わってみてはいかがですか？
ひと口に「メキシコ料理」といっても地元で採れる食材により地域によって様々な変化があります。
　まずご紹介したいのがグァバ、そのままでもいいのですが、ポークリブのソースにすればばっちりの相性です。
　お次はピーマン、炒めたり肉詰めにしたりといろいろ出来ますが、ここはメキシコらしく他の野菜やチキンをいれたエンチラーダで食べたいところです。
　最後は桃、コンポートにすればデザートに最適です。

アグアスカリエンテス州を訪れた際にはぜひ地元の名産品を活かしたメキシコ料理をお楽しみ下さい。

『おすすめはクリームタコス！』

クリームタコスはレッドとグリーン2つのソースを使ったタコスです。

クリーム状になるまで潰したマッシュポテトをトルティーヤで巻いて油で揚げて、トマトを使ったレッドソースとアボガドとコリアンダーを使ったグリーンソースの2種類のソースをかけて食べる料理です。どちらのソースにも共通してハラペーニュとニンニクが入っているので刺激的な味わいで癖になるおいしさです。

アグアスカリエンテス州を訪れた際にはぜひクリームタコスをお召し上がり下さい。

　日本からアグアスカリエンテス州へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為メキシコ本国、アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
東京※１からアグアスカリエンテス州にいくには、ダラス空港※２乗り換えで、アグアスカリエンテス空港※３に行くのが所要時間が短くて便利です。

東京からアグアスカリエンテス州迄のフライト時間は約１８時間です。
日本との時差はー１６時間※４です。

大阪から行くには?
大阪※５からアグアスカリエンテス州に行くには東京からダラス空港乗り換えで、アグアスカリエンテス空港に行くのが所要時間が短くて便利です。
大阪からバハ・カリフォルニア・スル州迄のフライト時間は約２１時間です。日本との時差はー１６時間です。

※１成田国際空港：Narita International Airport：TYO
※２ダラス空港：Dallas/Fort Worth International Airport：ＤＦＷ
※３アグアスカリエンテス国際空港：Lic. Jesus Teran Peredo International Airport＝ＡＧＵ
※４アメリカ西部標準時
※５大阪国際空港：Osaka International Airport：ＩＴＭ