大統領候補者の横顔 テッド・クルーズ(アメリカ)
アメリカ大統領選、共和党候補であるテッド・クルーズは
カナダのアルバータ州出身で、2005年にアメリカ市民権を取得しています。
プリンストン大学〜ハーバード・ロースクールを卒業して、
アメリカ公正取引委員会やアメリカ連邦最高裁判所の調査官になり、
そして、ジョージ・ブッシュ前大統領の政策アドバイザーを歴任し、
アメリカ司法省副次官に任命されました。
いわゆるティーパーティー議員でもあります。
またクルーズの父がキリスト教福音派の牧師をやっていて、
クルーズ自身も福音派であることは大きな要素と言えるでしょう。
とても過激な発言で注目を浴びていて、
アンチ・オバマを掲げる候補者の一人であるため、
オバマケア阻止へ向けた活動を展開しつつ、
なかなか厳しい弁舌を浴びせかけています。
例えば「ケニアに帰れ」だとか、大統領である資格がないだとか…
でもテッド自身カナダ出身だったりするのだけれど
共和党内からその点へのつっこみは入らないんですよね〜
世論には、
指導者の経験値が高い人物が大統領にふさわしい、というものと
オバマ大統領の政策からの脱却、という二つの声があり、
若干前者の声が強い分、テッド・クルーズにとっては
現状はまだ見通しがたっていないような感じでしょうか…
共和党候補者 マルコ・ルビオ
キューバ移民の両親から生まれたヒスパニック系。
出自や演説の上手さから「共和党のオバマ」との声も。
政策は共和党らしいもので、
銃規制反対や法人税引き下げ、
オバマケア反対などを掲げていました。
前の記事でも書きましたが、非常にアイデアマンで、
その点での評価が高かったのですが、
大統領選では有権者と距離を置いた選挙演説にたより
勢いを殺してしまったような印象もあります。
そして二日前の16日、地元フロリダ州の予備選挙で、
飛ぶ鳥を落とす勢いのドナルド・トランプに敗北し、
選挙戦からの撤退を表明しました。
若きアイデア溢れるニュータイプリーダーの誕生は
まだ先の話になりましたね〜
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