格差社会アメリカ!?
こんなところにも格差が! メジャーリーグの年棒
メジャーリーグ元ドジャースのザック・グリンキーが
ダイヤモンドバックスと年棒 約41億円 という史上最高額で契約しました。
金額が大きすぎていまいちわかりませんが、
ではメジャーの1球団25人の選手枠の平均年棒はというと、
約5億1,000万円なのだとか。
十分高額に見えますが、最低年棒は約6,000万円で、
トップとの差は広がる一方なのだとか。
まあ6,000万円でも十分高額なんですが、
実際球界最高年棒選手のチームが世界一になるかというと、
そんなこともなく…
やはり野球はチームプレイ、総合力ということでしょうか。
●アメリカで進む学力格差是正
もうひとつ「格差」についてのお話。
賃金格差が話題になる昨今、
その元凶のひとつになるだろう「学力格差」について
アメリカでは古くから改革が進められてきました。
そして2010年大きなてこ入れとして
「コモン・コア」という制度が導入されます。
これは高校までの全米共通の教育基準にあたるもので、
進学や就職を見据え、数学(算数)と英語に限定されたものです。
以前はバラバラだった各州ごとの学習内容や試験を共通化し、
州ごとの学力差もわかりやすくなりました。
ここの教育事業は、
ビル・ゲイツ財団からの資金提供によって成り立っています。
2年間で約9割の州で実施され、4年間で約204億円が使われました。
連邦政府による教育基準に対する介入が禁止されているのが理由で
国からの補助金がでていないのですが、
実業界の恣意的なコントロールや洗脳だ!などと批判も噴出しました。
しかし企業は競争力維持のために学力の均一的な向上には賛成で、
教育現場からの評価も高いこのコモン・コアは、
アメリカの経済競争力を今より一層強めて行くかもしれませんね。
日本も負けないように何か考えないと!
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