ポケモンGOの成功とアメリカの食べログ
海外旅行者向けの世界のタイムリーな出来事をご紹介!
●ポケモンGOの成功の秘密は…
すごい熱量とともに広がりを見せたポケモンGO。
ブームは落ち着いてきましたが、
たった一週間で1日の利用者数2100万人突破など、
様々な数字を塗り替えた伝説のモバイルゲーム。
ゲーム=インドア
といった構図を変化させ、ゲーマーを外に連れ出したことが
最大の特徴と言えるでしょう。
おかげで事故等いろいろな問題も起こしてしまいましたが、
このゲームのおかげで引きこもりでいられなくなった!
という話を良く耳にします。
開発者曰く、膨大な地理データをつかったり、
ARによる面白さなどもありますが、
結局のところは「ポケットモンスター」という
世界的大人気のキャラクターゲームがあったればこそ、
サービスやゲームシステムが活かされ、
ここまでのブームになったとのこと。
前身のゲームである『イングレス』は、
コアなユーザーはいましたが
確かにそこまでのブームは起こしていませんでした。
技術だけではだめ、キャラクターだけでもだめ。
その二つ + αがあって、ここまでの勢いになったのでしょう。
ARはVRと共にこれからかなり身近なものになっていきます。
個人的にはモンハン系がスマホを通したARでできると
かなり興奮すると思うのですが…
●アメリカの食べログはYelp!
日本はぐるなびから食べログへと移り変わりがありましたが、
アメリカでいうところの食べログは
「Yelp(イエルプ)」になるのだそう。
これはローカル情報集積アプリといった感じのもので、
レストランだけではなく、公共施設や観光地なども網羅され、
どこかはじめての場所にいったら、まずYelp!と
言われているぐらいよく浸透しているそうです。
そしてなぜそこまでYelpがもてはやされているのか、
そこにはアメリカの店舗事情がありました。
つまり… レストランのとなりに代わりのレストランがない!
よくわからない?
東京なら、あるお店に食べにいったとして、そこが満員だった場合
近くの他のお店に行けば済むのですが、
アメリカではそんな近くにレストランはなく、
30〜1時間移動しなくては、つぎのの食事どころに
たどり着かないのが普通なのです。
そうすると、お目当てのお店が行ってみたらおいしくなかった!
は絶対に駄目ですし、満員で食べられなかった!というのも
もちろんNGですので、必然的に予約することになります。
Yelpには「OpenTable」との連携により
予約機能が搭載されています。
ここがキモだったわけです。
ちなみに Yelp も OpenTable も東京では
それほど使用されていません。
これは先ほどの事情によるもの…
石を投げれば飲食店に、簡単にあたりますからね!
アメリカに短期商用・観光目的(90日以下)で旅行するすべての渡航者は、
オンラインで渡航認証(ESTA:エスタ)を受けなければなりません。