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バーチ・ウォーターとスペインワイン

海外旅行者向けの世界のタイムリーな出来事をご紹介!
今回は“飲み物”しばりのショートショート。

 

●イギリスで流行るバーチ・ウォーター

 

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ココナッツ・ウォーターはミネラルが豊富で美容に良いということで、徐々に浸透し、
今は北米や欧州で1000億円以上の市場となっています。
イギリスでは専門店などもできているとか…

 

そして、これから来るといわれているのが
「バーチ・ウォーター:白樺の樹液」です。
この樹液が注目される理由は、
ココナッツウォーターと比べて、より健康によいということ。

 

糖分は1/4で、ソフトな甘さは
キシリトール成分によるものなので虫歯にもなりません。
また栄養価も高く、ビタミンC、B1、カリウム、アミノ酸、
亜鉛などを多く含んでいるそうです。

 

ココナッツウォーターにつぐバーチ・ウォーター。
ヨーロッパの後、流行がアメリカや日本に上陸するのは
いつごろでしょうか。

 

 

●スペインワインは安く多く!

 

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フランスやイタリアなど、
ワインは時間をかけて醸成するからこそ高級である
というイメージがあります。
これに対抗し、つくるのではなく製造する、
つまり、数多く安く生産する道を選んだのがスペインワイン。

 

巨大なスチル樽やタンクローリーを使って製造運搬を行っており、
こういったイメージもわたしたちのもつワインづくりから
とても遠いものになっています。

 

この大量生産のバルクワインですが、
生産量はフランス、イタリアンにつづき世界第三位となりました。
輸出も154%増(2014)と大幅にのばしたのですが、
収益はイタリアの半分だったそうです。
流通量と価格のバランスがくずれてしまっている状況なのは明らかです。

生産者もこのままではという思いがあり、
ボトルワインへの切り替えを模索していますが、
価格差を作りすぎてしまい、手が出せない状況に…
ボトルワインとバルクワイン、
その棲み分けと価格差の今後がとっても気になりますね!

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