ブラジリア連邦直轄区 | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

　ブラジル連邦共和国:Federative Republic of Brazilは西はコロンビア、ペルー、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンそしてウルグアイに、北はフランス領ギアナ、スリナム、ガイアナ、ベネズエラに接し、北東、東、南は大西洋をのぞむ連邦共和制国家です。
　人口は約２億人で国連加盟国の中で第５位、面積は約８５０万ｋ㎡で第５位でこの面積は日本の約２２．５倍にあたります。 首都はブラジリア。日本との時差はブラジリア：日本時間－１２時間、アマゾナス マナウス：日本時間－１３時間、リオブランコ：日本時間－１４時間です。
　南アメリカ大陸で最大面積を誇り、南米アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国家です。
　ブラジル連邦共和国は１６世紀初頭ポルトガルによって発見され、１９世紀前半にポルトガルより独立した国家です。現在は製造業、鉱業、農業が産業の中心になり、世界第７位、南アメリカでは第一位の経済規模を誇る国家です。
　製造業では自動車製造、造船、製鉄の分野を中心に安価で質のよい熟練の労働力が魅力となり、工業先進国から現地生産や直接投資が行われ、世界でも有数の工業国となっています。
　鉱業では主に鉄鉱石が採掘され、製鉄業など製造業発展の下支えとなっています。 また農業ではコーヒー、サトウキビ、オレンジ、大豆などの栽培と、畜産業が中心に発展しています。中でもコーヒーの輸出量は世界第一位です。
　国の名前ブラジルはブラジルボク：Caesalpinia echinataという樹木が元になっています。ブラジルボクのブラジルは「赤い木」という意味で赤の染料として使われていたために名付けられました。 　ブラジル連邦共和国の主な観光名所としては「コルコバードのキリスト像」「ポン・ヂ・アスーカル」「イグアス国立公園」「フェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園」などが人気のスポットです。

『おすすめはフェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園！』
　フェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園：Parque Nacional Marinho de Fernando de Noronhaはブラジル本土から沖合い３４５ｋｍの大西洋上に位置するフェルナンド・デ・ノローニャ島を主島として約２０の島々で構成される国立公園で、ロカス環礁とあわせて「ブラジルの大西洋上の島々 :フェルナンド・デ・ノローニャ諸島とロカス環礁の保護区群」として世界遺産にも登録されています。
　フェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園島を囲む海には多種多様な海洋動物が生息し、ダイビングや遊覧ボート、展望台からのイルカ観測などが楽しめます。フェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園の、アクアマリンの透き通った海と岩礁のおりなす景観はまさに自然のパラダイスです。
　ブラジル連邦共和国を訪れた際にはぜひフェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園で美しい海をご堪能下さい。フェルナンド・デ・ノローニャ国立海洋公園へは航空機の定期便があるので空路で行くのが移動時間がかからず便利です。

多種多様な地域性に富んだブラジルの料理はいかがですか？
ブラジルは広い国土、様々な地域からの移民などの理由で地域により様々な食文化があります。

・シュラスコ
シュラスコ：churrascoは牛、豚、鶏などの肉を鉄串に刺して岩塩を振って炭火で焼いた料理です。ウェイターが串に刺さったままの状態で客席に運びお客の食べたい量だけ削いで提供するスタイルが有名ですが、元々はバーべキューを意味する言葉で一般家庭で肉をやいたり、現地の人向けの食堂のバーベキューも同じ名前で呼ばれています。

・エスフィーハ
エスフィーハ：esfihaは野菜や肉などの具の入ったパンで、いわゆる惣菜の入ったパンです。具を包んだり、具が乗っていたりしたりと特に決まりもなく形も様々な、ブラジルの人に人気の軽食です。

・マンジョーカ
マンジョーカ：mandiocaはキャッサバ芋もゆでた料理です。ヨーロッパからブラジルに持ち込まれた食文化の中でブラジルでは入手困難なジャガイモの代用品としてアレンジされたのがきっかけの料理です。

・コーヒー
ブラジルは世界第一位のコーヒー輸出国です。ブラジル料理のお供にも最適ですし、観光で疲れた時など一息入れるには最適の飲み物である事はいまさら説明するまでもないと思います。

ブラジル連邦共和国を訪れた際にはぜひ地域性に富んだブラジルの料理の料理をお楽しみ下さい。

『おすすめはフェジョアーダ！』
　フェジョアーダ：feijoadaは豚の脂身、耳、鼻、足、尾、皮や内臓などを豚や肉の干し肉、ソーセージ、インゲン豆と一緒にニンニク、岩塩で味を調えてじっくり煮込んだ料理です。
　ブラジルの国民食とも言える代表的なブラジル料理で、本来は水曜と土曜がフェジョアーダの日という習慣があったのですが近年ではその習慣も薄らいで専門店も出てきています。フェジョアーダのボリューム満点で具材から出た濃厚なコクに感動する事でしょう。
　ブラジル連邦共和国を訪れた際にはぜひフェジョアーダをおめしあがり下さい。

日本からブラジル連邦共和国へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
東京※１からブラジル連邦共和国にいくには、ニューヨーク空港※２乗り換えでサンパウロ空港※３に行くのが所要時間が短くて便利です。東京からブラジル連邦共和国迄のフライト時間は約２５時間３０分かかります。日本との時差はー１２時間です。

大阪から行くには?
大阪※４からブラジル連邦共和国に行くにはロサンゼルス空港※５乗り換えでサンパウロ空港に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からブラジル連邦共和国迄のフライト時間は約２９時間かかります。日本との時差はー１２時間です。

※１成田国際空港：Narita International Airport：TYO
※２ジョン・F・ケネディ国際空港：John F. Kennedy International Airport：JFK
※３サンパウロ＝グアルーリョス国際空港: São Paulo-Guarulhos International Airport:GRU
※４関西国際空港：Kansai International Airport：KIX
※５ロサンゼルス国際空港：Los Angeles International Airport＝ＬＡＸ