マットグロッソ・ド・スル州 Estado de Mato Grosso do Sul
どんなところ? : 観光情報
今回はマットグロッソ・ド・スル州を訪ねてみます。
マットグロッソ・ド・スル州:Estado de Mato Grosso do Sulは、東はサンパウロ州と西はパラグアイとの国境、南はボリビアとの国境、北は)ゴイアス州とミナス・ジェライス州に接するブラジル中西部に位置する州です。人口は約21万人で第20位、面積は約35.8万k㎡で6位の州です。州都はカンポ・グランデ。日本との時差は日本時間-12時間です。
マットグロッソ・ド・スル州は17世紀にポルトガル人によって発見されサトウキビの生産で栄えてきました。
現在でも農業が中心となり次いで鉱業が州の主な産業となっています。
農業では大豆、トウモロコシ、綿、米、サトウキビが主に栽培され畜産の牛肉と共に州の重要な産業となっています。
鉱業では鉄、マンガンなどが採掘され農業に次いで大事な産業となっています。
州の名前マットグロッソ・ド・スルは独立する前のマットグロッソ州の名前にちなんでいます。
マットグロッソ・ド・スル州の主な観光スポットとしては「パスボーダー」「ウォーターズの谷」「パンタナル」「コーノ・スール」「セラ・ダ・ボドケーナ国立公園」などが人気のスポットです。
『おすすめはセラ・ダ・ボドケーナ国立公園!』
セラ・ダ・ボドケーナ国立公園は州の南西に位置する国立公園で、マットグロッソドスル州の最も興味深い生態系のスポットに挙げられます。
セラ・ダ・ボドケーナ国立公園はどこまでも透き通るような水をたたえた湖や川、そして手つかずの大自然が大パノラマで眼前に広がる美しい国立公園です。
また動植物だけでなく太古の地層があらわになっている考古学的にも重要な意味合いを持ています。
マットグロッソ・ド・スル州を訪れた際にはぜひセラ・ダ・ボドケーナ国立公園に足を運んでください。
食事ならこれ! : ご当地グルメ情報
マットグロッソ・ド・スル州のご当地グルメとしてご当地名産の料理はいかがですか?
マットグロッソ・ド・スル州は他ではあまり取れないような地元ならでは食材が多く見受けられます。
・ワニ
さっぱりとしたワニの肉は多くの野菜と香辛料をワニの肉に詰めて焼い食べるのが一般的です。
・カピパラ
他の肉と同様に軸に刺して回転させながら焼いたり網で焼いたりして食べるのが一般的です。
・ライスケーキ
文字通り日本のお餅です。ブラジルでもお餅を食べている習慣のある地域があるのには驚きます。
マットグロッソ・ド・スル州を訪れた際にはぜひ地元名産の肉料理を楽しんでください。
『おすすめはプッチェーロ!』
プッチェーロ: Pucheradaは様々な食材を煮込んだ料理です。代表的な具材はハム、子羊、チャービル、クミン、白いキャベツセロリ、ニンジン、インゲン豆の レタスを煮込んでスパイスを入れ味を調えた料理です。
羊の肉は癖がありますが他の食材と一緒にじっくり煮込むことでそんなに気にならなくなります。そのうえ全ての食材の旨味が凝縮したスープは説明するまでもなく絶品です。
マットグロッソ・ド・スル州を訪れた際にはぜひプッチェーロを味わって下さい。
日本から行くには?
日本からマットグロッソ・ド・スル州へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。
東京から行くには?
東京※1からマットグロッソ・ド・スル州にいくには、ニューヨーク空港※2からサンパウロ空港※3乗り換えでカンポ・グランデ空港に行くのが所要時間が短くて便利です。東京からマットグロッソ・ド・スル州迄のフライト時間は約36時間40分かかります。日本との時差はー12時間です。
大阪から行くには?
大阪※5からマットグロッソ・ド・スル州に行くにはロサンゼルス空港※6からサンパウロ空港乗り換えでカンポ・グランデ空港に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からマットグロッソ・ド・スル州迄のフライト時間は約39時間10分かかります。日本との時差はー12時間です。
※1成田国際空港:Narita International Airport:TYO
※2ジョン・F・ケネディ国際空港:John F. Kennedy International Airport:JFK
※3サンパウロ=グアルーリョス国際空港: São Paulo-Guarulhos International Airport:GRU
※4カンポ・グランデ国際空港:Campo Grande International Airport:CGR
※5関西国際空港:Kansai International Airport:KIX
※6ロサンゼルス国際空港:Los Angeles International Airport=LAX
アメリカに短期商用・観光目的※1で旅行するすべての渡航者は、オンラインで渡航認証※2を受けなければなりません。
※1 短期商用・観光目的 = 90日以下
※2 電子渡航認証 = エスタ : Electronic System for Travel Authorization = ESTA