パライバ | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

今回はパライバ州を訪ねてみます。

　パライバ州：Estado da Paraíbaは、東は大西洋をのぞみ、西はセアラー州、南はペルナンブコ州、北はリオグランデノルテ州に接するブラジル北西部に位置する州です。人口は約３４５万人で第１３位、面積は約５．７万ｋ㎡で２２位の州です。州都はジョアン・ペソア。日本との時差は日本時間－１２時間です。
　パライバ州は１６世紀ポルトガルにより発見されましたがポルトガル人の入植は先住民の抵抗が強くうまくいきませんでした、代わりにフランス人が主にこの地域に入植してきました。その後オランダの入植などを経て現在のパライバ州となりました。
　パライバ州は歴史的に農業が盛んで現在でも農業が中心的な産業で次いで農業に関連した製造業が州の重要な産業となっています。
　農業ではサトウキビ、パイナップル、キャッサバ、トウモロコシ、が主に栽培収穫され畜産も発展しています。
　製造業は農業がもとになり食品加工業、アルコール、砂糖などが主に製造されています。
　州の名前パライバは先住民の言葉で「川」を意味するパラ「悪い」を意味するイバの組み合わせではないか、と言われていますが現在でも明確にはされていません。
　パライバ州の主な観光スポットとしては「聖ベネディクトの修道院」「ベッサビーチ」「サンタカタリーナ要塞」「ソロンデルセナ公園」「恐竜の谷」などが人気のスポットです。

『おすすめは恐竜の谷！』
　恐竜の谷は考古学的に重要な地層のある地域を管理保護する目的で作られた施設です。
約700平方キロメートルの敷地内には全部で３０か所のポイントで恐竜の足跡が発見され
その種類は８０種類以上にも及びます。

　 パライバ州を訪れた際にはぜひ恐竜の谷で遥かな太古の時代に想いを馳せてください。

パライバ州のご当地グルメとしてご当地名産の料理はいかがですか？
パライバ州は農業が盛んな州で多種多様な食材の宝庫です。

・牛肉
新鮮な牛肉を使ったシュラスコも魅力ですが、保存食用の半生の塩漬け肉（ブラジルのコンビーフ）など食べ方は様々です。

・チョリソ
日本人には意外かも知れませんがパライバ州のチョリソは辛いのではなく逆に甘い味付けになっています。

・チーズ
牧畜が盛んなパライバ州では当然チーズも数多くあり、チーズ凝乳というカードチーズが有名です。

パライバ州を訪れた際にはぜひ地元名産の料理を楽しんでください。

『おすすめは子牛の足のゼリー！』
　子牛の足のゼリー：mocotó　は子牛の足をゼラチン状になるまで煮込み煮汁をゼラチンクミン、コリアンダー、パプリカ、ニンニク、トマト等で味を調えタマネギなどの具材を加えた料理です。本来捨てる部位の有効活用で格段においしい料理が出来るのはフェイジョアーダと共通している気もします。
　濃厚な旨味ととろみが何とも言えない一品でこの味のとりこになってしまう人も多いのではないでしょうか。

パライバ州を訪れた際にはぜひ子牛の足のゼリーを味わって下さい。

日本からパライバ州へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
東京※１からパライバ州にいくには、ニューヨーク空港※２からサンパウロ空港※３乗り換えでジョアン・ペソア空港に行くのが所要時間が短くて便利です。東京からパライバ州迄のフライト時間は約４０時間４０分かかります。日本との時差はー１２時間です。

大阪から行くには?
大阪※５からジョアン・ペソアに行くにはロサンゼルス空港※６からサンパウロ空港乗り換えでジョアン・ペソア空港に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からパライバ州迄のフライト時間は約４３時間かかります。日本との時差はー１２時間です。

※１成田国際空港：Narita International Airport：TYO
※２ジョン・F・ケネディ国際空港：John F. Kennedy International Airport：JFK
※３サンパウロ＝グアルーリョス国際空港: São Paulo-Guarulhos International Airport:GRU
※４ジョアン・ペソア国際空港：Presidente Castro Pinto International Airport：JPA
※５関西国際空港：Kansai International Airport：KIX
※６ロサンゼルス国際空港：Los Angeles International Airport＝ＬＡＸ