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ゲレーロ州：Estado de Guerreroは東はオアハカ州、北はミチョアカン州、メヒコ州とモレロス州に接し、南西に太平洋をのぞむメキシコ南部に位置する州で、人口は約３４０万人でメキシコ国内で第１２位、面積は約６万km²で第１４位の州です。州都はチルパンシンゴ。日本との時差は－１５時間（アメリカ中部標準時）です。

ゲレーロ州は１６世紀に銀を中心とした鉱業で栄えました。しかし鉱業は衰退し現在では観光業が州の主な産業になっています。
　観光業はアカプルコをはじめとしたリゾート地に多くの観光客が来訪、滞在し州の産業の中心になっています。
　州の名前ゲレーロは、メキシコ独立戦争の英雄、ビセンテ＝ラモン＝ゲレロ＝サルダーニャ：Vicente Ramón Guerrero Saldañaの出身地である事から彼の名を元に名づけられました。
　ゲレーロ州の主な観光名所としては「コユカ湖」「ラ•ケブラーダ」「エル・レボルカデロ」「タスコ」「オシュトティトラン洞穴」などが人気のスポットです。

『おすすめはオシュトティトラン洞穴！』

オシュトティトラン洞穴は州都チルパンシンゴの東部に位置するオルメカ文明の遺跡です。
洞窟の入り口のエリアにオルメカ様式の壁画が集中して描かれているの洞窟で、 描かれているものは他のオルメカ様式の壁画にはあまり見られない雨、水、農作物を題材にしたものが多いのが特徴です。オシュトティトラン洞穴は厳粛だけども神秘的で心の中の嫌な物が洗い流される気分になる遺跡です。
ゲレーロ州を訪れた際にはぜひオシュトティトラン洞穴へ足をお運び下さい。

ゲレーロ州にも郷土料理はありますが、ゲレーロ州、 特にアカプルコには世界中の各国から観光客が訪れるので多様な料理を楽しむ事ができます。
メキシコ料理はもちろんフレンチ、イタリアン、和食、中華、 ケイジャンなどの一流のシェフが腕によりをかけて厳選された食材を使い観光客の舌をうならせています。
特に海から上がるシーフードを使った料理が売りのホテルやレストランが多くあります。
ゲレーロ州を訪れた際には世界の多様な料理をお楽しみ下さい。

『おすすめはポソレベルデ！』

ポソレベルデはポソレというメキシコ料理の１つです。
ポソレは入れる食材によってスープの色で名前が変わり、 ポソレベルデは緑色をしたポソレです。他にはポソレロホ（赤）、ポソレブランコ（白）、があり、 これら３種類が有名です。ちなみに色の組み合わせがメキシコ国旗と同じなのは偶然です。
　チキン、豚の皮、レタスやトウモロコシなどの野菜をグリーントマトで煮込んだ料理です。
ポソレ自体は他の州にもありますがポソレベルデは他の州ではあまり見かけないゲレーロ州の郷土料理とも言える料理です。
具だくさんで濃厚なスープを一度味わえば病み付きになる事うけあいです。

ゲレーロ州を訪れた際にはぜひポソレベルデを味わって下さい。

日本からゲレーロ州へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為メキシコ国内、アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
東京※１からゲレーロ州にいくには、メキシコシティ空港※２乗り換えで、アカプルコ空港※３に行くのが所要時間が短くて便利です。東京からゲレーロ州迄のフライト時間は約１６時間１０分です。日本との時差はー１５時間※４です。ロサンゼルス空港※５からメキシコシティ空港乗り換えのルートもありますがフライト時間が約２１時間３０分かかります。

大阪から行くには?
大阪※６からゲレーロ州に行くにはサンフランシスコ空港※７からメキシコシティ空港乗り換えで、アカプルコ空港に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からゲレーロ州迄のフライト時間は約２１時間１０分かかります。日本との時差はー１５時間です。

※１成田国際空港：Narita International Airport：TYO
※２メキシコ・シティ国際空港: Aeropuerto Internacional de la Ciudad de México＝ＭＥＸ
※３ヘネラル・ファン・アルバレス国際空港：General Juan N. Álvarez International Airport：ＡＣＡ
※４アメリカ中部.標準時
※５ロサンゼルス国際空港：Los Angeles International Airport＝ＬＡＸ
※６関西国際空港：Kansai International Airport：KIX
※７サンフランシスコ空港：San Francisco International Airport：SFO