ミチョアカン | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

今回はミチョアカン州をたずねてみます。

ミチョアカン州：Estado de Michoacánは、東はメヒコ州、南はゲレーロ州、北はグアナフアト州、ハリスコ州、コリマ州に接し西は太平洋をのぞむメキシコ中西部に位置する州で、人口は約４３０万人でメキシコ国内で第７位、面積は約６万ｋ㎡で第１６位の州です。州都はモレリア。日本との時差は日本時間－１５時間（アメリカ中部時間）です。

ミチョアカン州は１６世紀中ごろスペインの植民地となった頃から農産物の取引を中心とした交易で栄えました。現在では農業と製造業が主要な産業として発展している州です。

製造業では近年、自動車の部品製造を中心に工業が急速な発展を見せています。

農業ではアボガドを中心にイチゴなどの果物類の生産が盛んで、アボガドの生産量はメキシコ国内トップで、国内生産量の９割を占めています。

州の名前ミチョアカンは先住民のナワトル語「michamacuan（ミチャマクワン：猟師の地）」が元になったといわれています。

『おすすめはオオカバマダラ生物圏保護区！』

オオカバマダラ生物圏保護区はミチョアカン州とメヒコ州にまたがる生物圏保護区で保護区の大部分がミチョアカン州に含まれています。
　名前の通り「オオカバマダラ」という蝶が越冬する地域の保護が目的の生物圏保護区でユネスコの自然遺産にも登録されています。
オオカバマダラが生息する１２の地域のうち４箇所が一般公開され、冬場には木の枝に鈴なりに群れて止まっているオオカバマダラを観る事ができます。
　当然の事ながら保護区では手付かずの自然が保護され美しい自然の景観を作り出しています。
ミチョアカン州を訪れた際にはぜひオオカバマダラ生物圏保護区をたずねてください。

ミチョアカン州のご当地グルメとして伝統的な地元の郷土料理はいかがですか？
ミチョアカン州には古くから独特の食文化があり数多くの郷土料理があり、そのうちいくつかはメキシコ料理として国内全体に広まった料理もあります。
ポソレロホ
ポソレは豚の頭から出汁をとったスープでトウモロコシを煮た料理で、スープの州によって特色があってミチョアカン州のポソレは赤唐辛子を使った赤い（ロホ）ポソレです。

チャラレスのフライ
チャラレスはミチョアカン州のパツクアロ湖で獲れる１０センチ程度の小魚で生のままだとすぐにいたむのでその場でフライにして作り置きして、食べる時に炒めるのが一般的な食べ方です。味付けはレモンを絞ってかける人も居ますが基本は塩だけでさっぱりした味で人気の料理です。

モロンガ
豚のブラッドソーセージで独特の風味がありそのままボイルするか他の料理の付け合せに使われることもある料理です。

エンチラーダ　ミチョアカンスタイル
エンチラーダはトウモロコシのトルティーヤで具材を巻いて唐辛子のソースをかけた料理で、鶏肉とポテトチョリソを具にしたのがミチョアカンスタイルのエンチラーダです

ミチョアカン州を訪れた際にはぜひ数々のミチョアカン州の郷土料理を味わって下さい。

『おすすめはカルニータス！』

カルニータス ：Carnitas　は豚の大きな肉の塊を軟らかくなるまでラードで煮た豪快なミチョアカン州の郷土料理です。

　これをトルティーヤで巻いて食べれば、煮込まれて軟らかくなった豚肉から出るジューシーな肉汁がもう最高！「とりあえず１口」では済まなくなる美味しさです。

ミチョアカン州を訪れた際にはぜひカルニータスで豚肉の美味しさを再確認してください

日本からミチョアカン州へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
東京※１からミチョアカン州にいくには、ダラス空港※２乗り換えで、モレリア空港※３に行くのが所要時間が短くて便利です。東京からミチョアカン州迄のフライト時間は約１７時間４０分です。日本との時差はー１５時間※４です。

大阪から行くには?
大阪※６からミチョアカン州に行くには東京からダラス空港乗り換えで、モレリア空港に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からミチョアカン州迄のフライト時間は約２０時間１０分かかります。日本との時差はー１５時間です。

※１成田国際空港：Narita International Airport：TYO
※２ダラス空港：Dallas/Fort Worth International Airport：ＤＦＷ
※３ヘネラル・フランシスコ J. ムヒカ国際空港 ： General Francisco J. Mujica International Airport：ＭＬＭ
※４アメリカ中部標準時
※５大阪国際空港：Osaka International Airport：ＩＴＭ