ナヤリット | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

ナヤリット州：Estado de Nayaritは北東はサカテカ州、東から南にかけてハリスコ州、北はドゥランゴ州とシロアナ州に接し、西に太平洋をのぞむメキシコ中西部に位置する州で、人口は約１１０万人でメキシコ国内で第２８位、面積は約３万km²で第２３位の州です。州都はテピック。日本との時差は日本時間－１６時間（アメリカ山岳部標準時）です。

ナヤリット州は中世にはスペインの植民地政策の拠点として栄えました。現在のナヤリット州は交易の拠点としてはかつての勢いはなく、州の産業は農業によって支えられています。
農業ではマンゴーが中心に生産され、州の重要な産業となっています。近年ではマンゴーを輸出する為に必要な、虫などの混入を防ぐ処理施設も増えつつあります。
州の名前ナヤリットはかつてこの地域に居た先住民族のコラ語で「天空と太陽に存在する神の子」という意味があります。
ナヤリット州の主な観光名所としては「ラトバラ自然保護地区」「アクアベントゥラ」「チャカラビーチ」「ドルフィンスイムセンター」「メシュカルティタン」などが人気のスポットです。

『おすすめはメシュカルティタン！』

　メシュカルティタンは州の北西部に浮かぶ島で、人類学では古代アシトラン人がメキシコ本土に勢力を広めたと言われています。現在ではジャガーやクロコダイルなどが住むマングローブの森や沼が保護されています。メシュカルティタンは自然保護の観点からモーターの付いていないボートしか入る事が出来ません。他の観光地では味わえない冒険心をくすぐる大自然に惹かれ多くの観光客がメシュカルティタンを訪れています。
ナヤリット州を訪れた際にはぜひメシュカルティタンへ冒険の旅へ出かけてください。

ナヤリット州のご当地グルメとして新鮮なシーフードはいかがですか？
ナヤリット州では太平洋の新鮮な海の幸に恵まれています。

カキ
生で食べるのも美味しいですが、トルティーヤチップにサルサをかけたエンチラーダでも新鮮なカキの旨みが引き立ちます。

エビ
新鮮なエビを使ったメキシコの海鮮スープ「ソパデマリコス」にはエビの旨みが凝縮されています。

カジキマグロ
シンプルにタコスで食べると食材の差がハッキリと感じとれる事でしょう。

ナヤリット州を訪れた際にはぜひ太平洋の海の幸をお召し上がり下さい。

『おすすめは真鯛のサランデアード！』
サランデアード：zarandeadoはレモン、唐辛子などで下味をつけた魚をヤシの棒に下げ、マングローブでスモークした料理で、ナヤリットの名物料理です。真鯛のサランデアードはスモークする事で凝縮された真鯛の旨みに独特の風味が加わり、辛さの中にも繊細な甘みが口の中に広がります。
ナヤリット州を訪れた際にはぜひ真鯛のサランデアードを味わって下さい。

日本からナヤリット州へ行く場合、飛行機での直行便はありません。その為メキシコ国内、アメリカ合衆国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
東京※１からナヤリット州にいくには、メキシコシティ空港※２乗り換えで、テピック空港※３に行くのが所要時間が短くて便利です。東京からナヤリット州迄のフライト時間は約１７時間３０分です。日本との時差はー１６時間※４です。ダラス空港※５からメキシコシティ空港乗り換えのルートもありますがフライト時間が２３時間４０分かかります。

大阪から行くには?
大阪※６からナヤリット州に行くには東京※７からメキシコシティ空港乗り換えで、テピック空港に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からナヤリット州迄のフライト時間は約２１時間４０分かかります。日本との時差はー１６時間です。東京からダラス空港、メキシコシティ空港乗換えのルートもありますがフライト時間が２７時間５０分かかります。

※１成田国際空港：Narita International Airport：TYO
※２メキシコ・シティ国際空港: Aeropuerto Internacional de la Ciudad de México：ＭＥＸ
※３ アマード・ネルボ国営空港 ： Amado Nervo National Airport ：TPQ
※４アメリカ東部.標準時
※５ダラス空港：Dallas/Fort Worth International Airport：ＤＦＷ
※６大阪国際空港：Osaka International Airport：ＩＴＭ