ニューヨーク | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

　ニューヨーク州: State of New Yorkは、東はコネチカット州、マサチューセッツ州とバーモント州、南はニュージャージー州とペンシルベニア州、西と北でカナダとの国境に接するアメリカ合衆国大西洋岸中部に位置する州で、人口は約1900万人全米で第3面積は約14万k㎡第27位の州です。州都はオールバニ、日本との時差は日本時間−14時間（アメリカ東部標準時）です。

　ニューヨーク州の州内総生産は2007年で1兆1000億ドルで、カリフォルニア州とテキサス州に次いで全米で第3位、世界の独立国と比べてもトルコに次いで第16位です。

　ニューヨーク州の産業主な産業は金融、通信分野でアメリカ国内の中心で、特に金融業が有名で、世界最大の証券取引所であるニューヨーク証券取引所があります。しかし金融業だけでなく、それ以外の産業も発展し州の産業は多様化しています。

　ニューヨークの製造業は州内に大規模な工業集積地があり、印刷出版、科学機器、電気機器、機械類、化学品などが製造されています。
　ニューヨーク州は州内面積の4分の1が農業用地で、農業生産品の大生産地です。生産量でアメリカ合衆国内でもベスト5に入る州です。主な農業生産品は酪農品、牛などの家畜、野菜、苗およびリンゴです。キャベツの生産高では全米で第1位、ブドウは第3位、そのブドウから造られるワインの生産はカリフォルニア州に次いで第2位です。

　州の名前ニューヨークは、17世紀イングランドのヨーク公、後のジェームズ2世に因んで名付けられました。
　ニューヨーク州の観光名所としては、「自由の女神像」「エンパイア・ステート・ビルディング」「セントラル・パーク」「フィンガーレイクス」「ナイアガラの滝」などが人気です。

『おすすめは自由の女神!』
　「自由の女神像: Statue of Liberty」正式名称「世界を照らす自由 :Liberty Enlightening the World」は独立運動を支援したフランス人の募金によって贈呈され、1886年に完成した象です。 19世紀以来、世界各地からやってくる移民にとって新天地の象徴で、ユネスコの世界遺産（文化遺産）に登録されました。

　右手はたいまつを空高く掲げ、左手の銘板にはアメリカ合衆国の独立記念日「1776年7月4日」とフランス革命勃発の日「1789年7月14日」と刻印されています。引きちぎられた鎖と足かせを女神が踏みつけているのは全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることを象徴しています。冠の7つの突起は、7つの大陸と7つの海に自由が広がる事を意味しています。
　また女神像の向きについて「フランスの方角を向いている」というのは俗説で、灯台としてニューヨーク港を向いて移民を迎えています。
　ニューヨーク港を巡るフェリーが毎日9時~3時まで出ています。エリス島から見ると見上げる形になりますが、女神象の顔を正面から見るのにフェリーは最適です。

ニューヨーク州を訪れた際には、アメリカの象徴とも言われる自由の女神を観てください。

ニューヨーク州のご当地グルメとして、
郷土料理はいかがですか?
　ニューヨーク州は畜産業が盛んで州内でとれる食材を使った郷土料理があり、現在ではアメリカ合衆国国内だけでなく日本をはじめ世界各国に伝わっています。

　まずはニューヨークの特産品である鶏を使った料理からご紹介します。鶏の手羽をカラっと揚げ真っ赤な辛いソースに浸した料理「バッファローウイング」地元バッファローではビネガーを加え辛酸っぱくするのが一般的です。
　お次は豚肉を使ったソーセージの紹介です。ニューヨーク州では塩を加えず燻製もしないソーセージがあり、これをホットドックにした料理が「ホワイトホット」フライドポテトを添えて皿に盛ったのが「ガベージ・プレート」です。

　お肉だけでなく最後は乳製品を使ったデザート、チーズとクリームをタップリと使った「ニューヨーク・チーズケーキ」はクリーミーなのに濃厚な味わいが楽しめます。

　ニューヨーク州を訪れた際には地元産の食材を生かした郷土料理をぜひ召し上がってください。

『おすすめはローカルグルメ!』
今回ご紹介するのは地元ニューヨークのローカルグルメです。
まずはアレパです。アレパはトウモロコシ粉で作るパンケーキの様な料理です。

　多くの移民コミュニティーが存在するニューヨークのクイーンズ、その中でもインド人街と南米人街が隣り合うジャクソンハイツはとりわけ活気にあふれています。

　この界隈でコロンビアのソウルフード「アレパ」を売り歩く「アレパのおばちゃん」と呼ばれる屋台あります。

　生地にモッツァレラチーズを練りこみ、マーガリンでフカフカに焼き上げるのがこの屋台の特徴、そこに南米のフレッシュチーズ「ケソ・ブランコ」を挟みます。飾り気はないけど正直で、ほっとする味。コロンビアでは朝食の定番ですが、ニューヨークでは深夜の胃袋を掴みました。

　ニューヨーク州を訪れた際には「アレパ・レディー」に足を運んで下さい。
そしてもう一品「ポークパン」
　ポークパンは中華蒸しパンに豚ばら肉を挟んだ料理です。ニューヨークのラーメン屋で売り出されると、丸い肉まんではなく平たいパンに具を挟むスタイルがニューヨーカーに受けて、たちまち人気メニューになりました。

　ポークパンはテレビやブログで取り上げられて評判になり、全米で無数の類似品を生み出しました。最近ではラーメン店のみならず、バーやセレブシェフのレストランでも食べれるようになりました。
　具は豚肉に限らず、ブロッコリーの天ぷら、からジャーク風味の牛タンまでなんでもあり。

　そうなると火付け役となったラーメン屋のオーナーも黙ってはいられません。 随時10種類以上のポークパンをそろえ、高級食材のロブスターにジャンクな豚皮フライを合わせるなど組み合わせの妙を発揮。この自由さが、ニューヨーク流B級グルメの真髄です。

　ニューヨーク州を訪れた際にはぜひポークパンを味わって下さい。

　日本からニューヨーク州へ行く場合、東京から飛行機での直行便出ていますので、アメリカ本国での乗り継ぎが必要ありません。

東京から行くには?
　東京※1からニューヨーク州にいくには、直行便でニューヨーク空港※2に行くのが便利です。東京からニューヨーク州迄のフライト時間は約12時間10分、ニューハンプシャー州と日本との時差はー14時間※4です。
※1成田国際空港:Narita International Airport:TYO
※2ジョン・F・ケネディ国際空港:John F. Kennedy International Airport:JFK


大阪から行くには?
　大阪※6からニューヨーク州にいくには、東京乗り換えで、ニューヨーク空港※4に行くのが所要時間が短くて便利です。大阪からニューヨーク州までのフライト時間は約13時間40分、ニューヨーク州と日本との時差はー14時間です。
※4アメリカ東部標準時:Central standard time
※5大阪国際空港:Osaka International Airport:ITM