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　オレゴン州: State of Oregonは、東はアイダホ州に接し、西は太平洋にのぞみ、南はカリフォルニア州とネバダ州、北はワシントン州に接するアメリカ合衆国の北米西海岸に位置する州です。人口は約383万人全米で第27位、面積は約26万km²第9位、州都はセイラムで日本との時差は日本時間−17時間（アメリカ太平洋標準時）です。
オレゴン州は先進国では珍しい直接民主制によって作られ、州、群からも独立した地域政府メトロを擁しています。
　オレゴン州には広大な森林と肥沃な土壌があり林業、製材業、農業が盛んです。
　オレゴン州の林業、製材業はアメリカ合衆国内でも最大級で、近年では紙や建材など最終製品の生産に移行してきました。　
　オレゴン州はヘーゼルナッツの世界4大生産地の1つで、アメリカ合衆国で生産されるヘーゼルナッツの約95%がオレゴン州で生産されています。またワイン用のブドウの栽培も盛んで、2005年の調べによると州内には303のワイン醸造所があり、その数では全米第3位です。
　州の名前オレゴンは1765年にロバート・ロジャーズ少佐がイギリス王国に宛てた請願書の中で現在のコロンビア川を「そこからはインディアンによってオレゴン（Ouragon）と呼ばれる川」と表記した事が元になっています。 　オレゴン州の観光名所としては「フッド山」「クレーターレイク国立公園」「ボンネビル・ダム」「ヘルズキャニオン」「マルトノマ滝」などが人気です。

『おすすめはマルトノマ滝!』
　マルトノマ滝:Multnomah Falls　は全長189mのオレゴンを代表する滝で、名前はネイティブインディアンの族長の名前が元になっています。
水源は年間を通してラーチ山からの湧き水で、滝は階段状に2段階になっています。階段状の下部の滝の上には歩道橋がかかっていて、橋を渡り滝の頂上の展望台までいく散策道があります。展望台から眺める、滝壷とコロンビア渓谷は、まさに雄大というほかありません。

オレゴン州を訪れた際にはぜひマルトノマの滝で自然に癒される時を過ごしてください。

オレゴン州のご当地グルメとして、
ノースウエスト料理はいかがですか?

ノースウエスト料理の基本は「地産地消」なのですが、オレゴン州では様々な食材をとる事ができ様々な新鮮な食材が多くあります。
　州西部の川沿いで水揚げされる「サーモン」ソテーしたサーモンにブラックベリーやバルサミコ酢で作ったソースが添えられた「ワイルドキングサーモン」の他にもメニューは様々。州東部の高地は牧畜に最適です。コショウを利かせたビーフステーキの美味しさはあえて説明する必要は無いと思います。
　そんな多様な料理と一緒に味わってほしいのがワインです。ワイン醸造所の数が全米第3位を誇るオレゴン州のワインは赤も白も絶品ぞろいです。

オレゴン州を訪れた際にはオレゴン産の豊富な食材とワインをぜひ味わって下さい。

『おすすめはビスケットサンド!』
ビスケットサンドはオレゴン州発祥の料理で、今ではアメリカの朝食の定番メニューの1つです。
　ビスケットというと薄いクッキーの様なお菓子を思い浮かべる方もいるかとはおもいますが、ビスケットサンドのビスケットは外はサクサクで中はふっくらしていて、パンやイギリスのスコーンに近い料理で、フライドチキンの付け合わせによく見かける料理です。
　ハンバーガーやサンドイッチの様に具になる料理や食材をこのビスケットで挟んだのがビスケットサンドです。
　中の具は先ほどちょっと触れたフライドチキンの他にもハム、ベーコン、など様々で、グレービーソース（肉汁を使ったソース）が上からかかっているものや、朝食やランチではなく、デザートとしてホイップクリームにフルーツなどを挟んだものまであります。

　どんな具を挟んでも焼きたてのビスケットに具のソースや旨みが染み込んだビスケットサンドは後をひくクセになりそうな美味しさです。

オレゴン州を訪れた際にはぜひ本場のビスケットサンドをお楽しみ下さい。

　日本からオレゴン州へ行く場合、東京から直行便が出ています。しかし他の空港から行く場合、飛行機での直行便はありません。その為アメリカ本国にて乗り継ぎが必要です。

東京から行くには?
　東京※1からオレゴン州にいくには、直行便でポートランド空港※2に行けるので所要時間が短くて便利です。東京からオレゴン州迄のフライト時間は約10時間10分日本との時差はー17時間※3です。
※1成田国際空港:Narita International Airport:TYO
※2ポートランド国際空港: Portland International Airport=PDX
※3アメリカ太平洋標準時


大阪から行くには?
　大阪※4からオレゴン州にいくには、サンフランシスコ空港※5乗り換え、もしくはホノルル※6空港乗り換えでポートランド空港に行くのが、所要時間が短くて便利です。 大阪からオレゴン州迄のフライト時間は、サンフランシスコ空港、ホノルル空港、どちらのルートも約15時間30分、日本との時差はー17時間です。
※5サンフランシスコ空港:San Francisco International Airport:SFO
※6ホノルル空港:Honolulu International Airport:HNL