アメリカ大統領選が近づいています(アメリカ) | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

アメリカ大統領選が近づいています(アメリカ)

今世界が注目しているできごとがあります。

 

そう、アメリカ大統領選挙です。

 

ef-blog1510-4-1

 

といっても実際の選挙及び大統領が決まるのは
来年の11月のことなのですが、その本選挙をひかえ、
大統領の候補者を選ぶ「予備選挙」と呼ばれる
各党を代表する候補者選びが始まってます。

 

各種メディアで取り上げられていますが、
アメリカ関連のニュースとしてははずせません!ので、
今回は数多い共和党の候補者の中から“今”の上位3名ピックアップして
紹介してみます。※ニューヨークタイムズ調べ(2015.10.30)

 

●予想1位:マルコ・ルビオ
フロリダ州マイアミ出身の政治家で、弁護士。
マイアミ大学在学中から下院議員の実習生をしたことが政界に入る切っ掛け。
2000年にからフロリダ州下院議員になり、2009年まで再選任。

『フロリダ州の未来のための革新的な100のアイデア』という本が有名で、
下院議員会においてその内57が可決され、フロリダ州法になっているといます。
アイデアマンとしてのイメージがとても強い政治家で、
多くの政治家がそれらのアイデアを絶賛しています。

 

●予想2位:ドナルド・トランプ
ニューヨーク州クイーンズで不動産開発を行っていて、アメリカの不動産王として有名。
自分で開発運営する不動産に、自分の名前をつけるという、非常に自己顕示欲が強いタイプ。
各種メディアへの露出の多い大変な目立ちたがり屋です。
建物では、ニューヨーク マンハッタン5番街のトランプ・タワーは、多くのセレブが住んでいることでも有名ですね。
また、セサミストリートやザ・シンプソンズなどにも出演していたり。
様々な「問題発言」が物議を呼んでいる、非常にアクの強い候補者。

 

●予想3位:ベン・カーソン
ミシガン州デトロイト出身で、イェール大学を卒業後ミシガン大学で医学博士号を取得し医師に。
2009年の「奇跡の手」という映画のモデルの人物で、
アメリカの医療関係者として非常に知名度の高い元神経外科医。

政治家でないところはトランプ氏と同じで、しがらみのない自由な発言が注目を浴びています。
特に「イスタム教徒がアメリカ大統領になるのは支持できない」という発言は、
キリスト教国であるけれども世界中で最もイスラム教徒を抱える国として、
選挙票を考えると、候補者にはなかなか言えない発言だったり…
また宗教の自由をうたう国家としても物議を呼んでいるわけです。

 

とまあ三者三様、とても個性的な候補者ですが、
現在23人から15人までしぼられている民主党候補者選び。
一つの発言や、過去のスキャンダルの噴出など、
何か一つでまったく違う結果になりますので、
これから動向から目が離せません。

 

***

意外と知らない? アメリカ大統領選挙のしくみ

その巨大な存在感と絶大な影響力を持つアメリカですが、その大統領選挙は、
日本の首相選びとは全く違います。
まず、大統領選は4年ごとに行われていて、
今回は2009年のオバマ大統領(民主党)以来の大統領交代劇となります。

 

ef-blog1510-4-2

 

立候補の条件は3つ。

・アメリカ生まれであること
・14年以上アメリカに住んでいること
・年齢が35歳上であること

 

1年間かけて行われるアメリカ最大のイベントとも言えるのですが、
日本の首相選びとの違いは、「国民が選ぶ」という点。ただし直接選挙ではありません。

 

その流れですが、まずはじめに民主党・共和党の
それぞれの候補者を1人に絞り込む「予備選挙」があり、
次にそれぞれの政党の候補者2人の一騎打ちとなる
「本選挙(一般選挙)」へと移って行きます。

 

予備選挙の各党1人ずつの候補者決定は、直接投票ではなく、
その候補者を支持している「代議員」の数で決まります。
その代議員が1月~6月までの半年間で選出されるわけです。
代議員の支持を多く勝ち取った候補者が代表になるというわけです。

 

さらに本選挙もまたちょっとややこしいのですが、
これまた直接投票しません。有権者が選ぶのは、
各州で政党によって氏名されている「大統領選挙人」ということになります。

 

そしてその選挙人の得票数が、州ごとに集計され、
その州で1票でも多い党が、全ての票を独占することになります。
これが勝者独占方式と呼ばれる独特のルールです。

 

所変われば、ではないですが、国によって首相の選び方もガラリと変わるあたり、
とても興味深いですね。

 

アメリカに短期間(90日以内)、商用や観光目的で旅行するすべての方は、オンラインで渡航認証を受けなければなりません。《ESTA(エスタ)について詳しくはこちら

 | 
同じテーマの記事

アメリカに短期商用・観光目的(90日以下)で旅行するすべての渡航者は、
オンラインで渡航認証(ESTA:エスタ)を受けなければなりません。

ESTA申請はこちら

PAGE TOP