大統領選挙候補者の横顔:バーニーサンダース | ESTA申請と海外旅行情報のフィッツウォーター

大統領選挙候補者の横顔:バーニーサンダース

ef-blog1512-4-2

 

来年に迫るアメリカ大統領選挙を追いかける第二弾、民主党編として、
今回はバーニーサンダース上院議員を取り上げます。

 

9月初め、2016年大統領選挙の民主党大統領候補の本命とみられていた

ヒラリー・クリントン前国務長官が、
民主党の大統領候補を決める予備選投票において
アイオワ州とニューハンプシャー州の2州の世論調査で首位から落ちました。

変わってトップを奪ったのはバーモント州選出のバーニー・サンダース上院議員

 

この2州の一つであるニューハンプシャー州は「大統領選の幕開け」の地、
そして共和党の大統領候補を決めるスタートの地となっています。

もう一つのアイオワ州ですが、
日本でも「フィールド・オブ・ドリームス」の舞台として
ご存知の人も多いと思います。

 

アイオワ州はアメリカのほぼ中心に位置することから
「ハートランド」(心臓の位置)と呼ばれ、
選挙のバロメーター的な位置付けとされています。

 

わかりやすい事実として、

アイオワ州で勝てなかった候補者は大統領選に勝った事がない
つまり、アイオワ州をの票をとることが、
大統領選挙の必要条件になっているということです。

 

それではバーニー・サンダース上院議員はどのような人物なのでしょう?

 

サンダースは民主党員ではなく無所属の自称社会主義者として知られています。
1941年ニューヨーク郊外ブルックリンに生まれ、両親はユダヤ系移民。
シカゴ大学に通っていた頃、キング牧師による人種差別に抗議するデモに参加し
社会改革に目覚め、そこから州知事や上院議員に
何度か立候補したが落選し続けています。
1981年バーモント州バーリントン市長に当選したサンダースは
民主党のアウトサイダーとして富裕層を徹底的に攻撃して喝采を浴びていますが、
共和党のアウトサイダーと言われるドナルド・トランプが
保守的な白人たちを中心に喝采を浴びているのとは非常に対照的です。
これは二大政党制と経済的既得権者、政治的既得権者が支配する

 

硬直した政治にアメリカ国民が「こりごり」している
ということなのかもしれません。

 

サンダースもトランプも2016年の本選には残らないと言われていて、
民主党ではヒラリー・クリントン、共和党ではジェブ・ブッシュが本命と言われています。
しかし、このどちらも「既得権者」同士ではないか! と
アメリカ国民は世論調査を通じて叫んでいるように思えてなりません。
同じファミリーだけで国政を支配して大丈夫なのでしょうか!?

 

とにかくアメリカ合衆国は今世界で経済規模No.1、
政治的に最も影響力のある国ですから、アメリカ国民の皆様、
是非慎重な投票をよろしくお願いします!

 

アメリカに短期間(90日以内)、商用や観光目的で旅行するすべての方は、オンラインで渡航認証を受けなければなりません。《ESTA(エスタ)について詳しくはこちら

 | 
同じテーマの記事

アメリカに短期商用・観光目的(90日以下)で旅行するすべての渡航者は、
オンラインで渡航認証(ESTA:エスタ)を受けなければなりません。

ESTA申請はこちら

PAGE TOP