男らしさを研究しよう!(アメリカ)
海外旅行者向けの世界のタイムリーな出来事をご紹介!
今回はショートショートバージョンにて。
女性学という学問が存在します。
男性を基準に世の中の仕組みはつくられてきたため、
男女平等や女性の地位や考え方などの変革にともなって生まれ研究されていますが、
ここにきてニューヨークにあるストーニーブルック校で
「男性学」の研究がはじまっています。
急激な女性の社会進出など、
社会的にも個体としても大きな影響があるにもかかわらず、
男性には注目されていなかったことが契機のようです。
ストーニーブルック大学サミュエル・スタンンレー学長は、
ジェンダーの平等を達成するために必要だとお話されています。
男らしさの研究なんかより、
女性と“上手に”つきあっていく方法を教えていただきたいもの..!?
大学でトランスジェンダーを認める動き。
またまた性に関するお話なのですが、
いま、様々な大学でトランスジェンダーを認める動きが活発になってきています。
ハーバード大学では「彼ら」「彼女ら」に対し
「Ze(ズィー)」という代名詞のルールを導入しました。
バーモンド大学ではトランスジェンダー向け学生寮も用意されています。
他カリフォルニア大学、ニューヨーク州立大学、ウェズリー大学など、
Zeの呼称の導入を含め、様々な動きが始まっています。
第3の性とも言うべきトランスジェンダー。
私たちの周りにもワダカマリを抱えて日々を過ごしている
たくさんの “Ze” がいると思いませんか!?
パスワード問題の新たな解決策は「脳波」
最後に、感情的感覚的な性別性差のよりどころとなる「脳」についてのお話。
指紋、声紋、虹彩など、様々な認証技術が生まれるなか、
新たなパスワード解決策としてでてきたのは…「脳波」だとか。
ニューヨーク州のビンガムトン大学で94%の確率で
あるリストを誰が読んでいるか特定することができたそうなのです。
この脳波の紋様(脳紋)のポイントは「盗まれない」こと。
指紋は写し取ることができるけれども脳波は無理だと言うことなんでしょうが、
94%という確率はこれから精度を高めていけるとはいえ、
脳波だけに、何か頭で別のことを考えていたら
認証失敗しそうな、嫌な予感がしますが、その辺どうなんでしょう?笑
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