国家政策がもたらした2つの出来事
海外旅行者向けの世界のタイムリーな出来事をご紹介！
今回はショートショートバージョンにて。
麻薬を作るより花を育てましょう
南米の農家では、貧困により、より高く売り買いされる麻薬が育てられていました。
しかし麻薬密売撲滅のため、野菜や花などに対する免税対策がとられています。
それによって南米の農家では大量の花が栽培され、
アメリカに輸入されるようになりました。
すばらしい効果といえます。
ところが、大量の花の輸入により、
輸入先となったアメリカ産の花の価格が下落し、
国内の農家が倒産の憂き目に合っているというのです。
あっちが立てばこっちが立たず…
これをなんとかするため、アメリカの花だけを扱う団体が設立され、
花の地産地消がすすめられています。
食べ物だけではないこの地産地消。
今後いろいろな地産地消が起こってくるかもしれませんね。
どこにでもある隠蔽体質
アメリカのミシガン州フリント市で水質汚染は、
行政による隠蔽体質が原因でした。
腐食防腐剤が添付されていなかった水道管の腐食が原因と考えられていますが、
問題は基準値を超える鉛の検出があったにもかかわらず、
全体の問題としてとらえなかった行政にあります。
鉛の人体への影響は計り知れず、特に子供への影響が心配です。
何事も初動での対応が肝心。
特にトラブルは一度やり過ごしてしまうと
より大きな形で戻ってきますので、
そこのところ、よろしくお願いします
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