スマホはまるで麻薬のごとし…
世の中にしっかりと定着したスマホ。
今日はそのスマホについて2つのお話をご紹介します。
●家族の団らんと一人スマホ
アメリカにある啓発団体“コモンセンス”によれば
家族団らん、特に夕食へのスマホ(デバイス)の持ち込みは
家庭や子供の成長に良くない影響を与えるようで、
アメリカの家庭では夕食の団らんを
大事に考えているということがわかったそうです。
ある調査では夕食時は昼食や朝食とは違い特別で、
子供の語彙を発達させたり、
子供の精神面での成長や安定に重要だということがわかっています。
昔は良くある夕食の団らんは、
主に父親の帰宅時間の関係で今はなかなか難しくなっています。
核家族化が進み、コミュニケーションの“回数”が減っているため、
短い時間であってもコミュニケーションの“質”を
大事にしていかなくてはいけないということでしょうか。
●ながらスマホの驚くべき危険性
神経ハイジャックという本をご存知でしょうか。
ニューヨークタイムズ紙の記者で マット・リヒテル氏の著書で、
ながら携帯で運転をして、
2名を死亡させるという事故を起こしたレジー青年の事故を、
脳科学の最新の事例を引き合いにだしつつ分析している本です。
青年は携帯でメールをしながら運転していたのですが、
対向車線にはみ出し、対向車と衝突してしまいました。
しかし実はメールをしていることで前方への認識を失っている状態にあり、
事故を起こしてしまったことが“わからなかった”そうです。
当然反省の色はなく、
周囲からはふざけているととられてしまうのですが、
人間の脳は二つの事を同時にはできず、
視覚情報を脳がご認識したと考えられます。
メールの受信確認だけで脳内ではドーパミンが放出されている
という研究結果もでています。
スマホを用いたLINEのやりとりなど、より充実したものであれば
スマホ依存症になってしまうのも十分頷けます。
より脳への影響が大きな「子供のスマホ利用」については
積極的に管理していかなくてはいけないと強く感じます!
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